キミのトナリ

碓氷と話すようになって一ヶ月が過ぎた頃だった



この日も俺は大好きな部活を終えて帰ろうと仲間たちと自転車庫に向かっていた



自慢じゃないが、これでも俺はサッカー部のエースと言われている



自転車庫に向かってる途中、教室に課題を忘れたことに気づいた



「わり~忘れもんしたから先帰ってて~」



と言い残して俺は教室まで走る



教室のドアの前に立つと人影が見えた



誰かいる…


俺は誰だろう?と思いながらもドアを開ける


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