キミのトナリ

窓際の後ろから二番目の席



そこに居たのは碓氷だった



俺は驚いて声を上げた


「えっ!碓氷!?」


彼女もびっくりしてこちらを向く



「えっ!桜井くん何でいるの!?」


「いゃ、それこっちのセリフだから!俺は課題取りに来たんだけど、碓氷どうしたの?」


ふと時計に目をやる


もう夜の8時前だった



「私…は家に帰りたくなくて…」



そう言って俯いた碓氷の前の席に座った


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