独白・骨


そして案の定、ガラス瓶を手に取ればビリリと電流が走ったような感覚が身体中を巡って、こいつはズコツだと思った。


きっと、親子のテレパシー。





ズコツ。


娘だったのか、息子だったのかもわからない


白い欠片。



耳元で瓶を振ると、中でさらさらと音をたてる。











< 18 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop