神々の歌

“ナナ村で…”

初めて訪れた村で、ドラムが人では無い事を理由に襲撃されて三日経った…

二人の旅は、出だしから暗雲が立ち込めていた。
取り敢えず、次の村ではドラムは村に連れて行かないで、アタシ一人で食料を調達しよう。

そんな事を考えてる内に、次の村に着いた。

シャリマは言った。
ドラム、あんたは人気が無い所でアタシが帰るのを待っていてね。何か合ったら『龍水晶』で連絡するから。


龍水晶とは…白龍の眼球の中にある水晶体を取り出して研磨した道具。
お互いの意志を伝達したり、映像を伝達する事が出来る素晴らしいアイテムなのだ。

シャリマは、そう言い残し村に足を進めた。『ようこそ、ナナ村へ』錆びれた看板に書いてあるのをシャリマは目にした。
村の中は、閑散として村の入口の錆びれた看板が良く似合う村だとシャリマは思った。

先ずは道具屋に行って、この辺りの地図を買いに向かった。
道具屋も、閑散として品揃えが良くない。
取り敢えず地図を買った、次は食料を買うために村の食堂に向かった。

食堂に着くと、カウンターに居るお婆さんに食べ物を譲って欲しいとシャリマが言うと…

お婆さんは言った。