アイ色のペンキ
遅い!!
携帯の画面と
駅の改札の向こうを交互にみる彼女
待ち合わせの時間はもう過去になっていく
もしかしたら忘れられてる?
もしかしたら事故に?
イロイロなことを考えるたび
不安の色が顔に濃くなる
もう我慢ならず
携帯を耳にあてる
彼の第一声を聞き
彼女は前を見る
『遅い!!』
駅の改札の向こうを交互にみる彼女
待ち合わせの時間はもう過去になっていく
もしかしたら忘れられてる?
もしかしたら事故に?
イロイロなことを考えるたび
不安の色が顔に濃くなる
もう我慢ならず
携帯を耳にあてる
彼の第一声を聞き
彼女は前を見る
『遅い!!』