柘榴
ウワサをすれば何とやら。
ちょうどエレベータから出てきたカミナ先生は、今日もキレイ。
「おっおはようございます、カミナ先生」
「おはようございます、カミナ先生」
どもったアタシとは違い、キシは笑顔で言った。
「二人とも、職員室に何の用事? 課題の提出にでも来たの?」
「いえ、ホラ、カミナ先生に以前教えてもらった料理教室のことなんですけど、ヒミカも通いたいと言い出しましてね」
ぎょっとしたが、声には出さなかった。
「あのチラシ、貰えますか? ボク、無くしてしまって…」
「ええ、良いわよ。にしても珍しいわね。ヒミカが料理教室に通うなんて。あなたはどっちかと言えば、料理を知識と考えているところあるから」
ちょうどエレベータから出てきたカミナ先生は、今日もキレイ。
「おっおはようございます、カミナ先生」
「おはようございます、カミナ先生」
どもったアタシとは違い、キシは笑顔で言った。
「二人とも、職員室に何の用事? 課題の提出にでも来たの?」
「いえ、ホラ、カミナ先生に以前教えてもらった料理教室のことなんですけど、ヒミカも通いたいと言い出しましてね」
ぎょっとしたが、声には出さなかった。
「あのチラシ、貰えますか? ボク、無くしてしまって…」
「ええ、良いわよ。にしても珍しいわね。ヒミカが料理教室に通うなんて。あなたはどっちかと言えば、料理を知識と考えているところあるから」