Fly
「ふぇっ…。」
和「…ごめんね、連。
でも、俺らさ?ほんとにすっげえ心配したのよ。
こっちで苦しんでんじゃないかなぁ、って。」
「だぁってぇ〜っ!」
和架の背中に手を回し、抱き着きながら泣いている。
和「ん?なぁに?」
「だってっ、いっぱい迷惑かけたからぁっ!
お休みさせてっ、あげないとってぇっ…。」
和「思ったの?」
「うんっ。」
智「そんな心配いらないんだよ?」
智が連の頭を優しく撫でる。
智「おいら、連の近くにいれなくて、すげぇ寂しかったんだからな。」
「智っ…。」
潤「連が泣いてたらどうしよう、ってみんなでめちゃくちゃ悩んだし。」
「潤、瀬…。」
翔「もし、俺らのこといらなくなってたら、とか。
超落ち込んだりもしたんだからな〜?」
「翔…。」
雅「もうわかんないことばっかりで、俺何度も泣きそうになったんだからね!」
「雅音〜…!」
和「俺らの心配はいらないから。
お願いだからさ?
まじでこーゆーのやめて下さいね?」
「ごめんな、さいぃ〜っ!」
連は大泣きした。
みんなの優しい笑顔に囲まれながら。