Fly
雅「いいことだよ!!」
「ほんとに?」
翔「自分の足でゆっくりゆっくり、進めばいいんじゃねぇの?」
智「おいら達が、ちゃんと支えてあげるよ。」
「ありがとう!」
連はニッコリと笑った。
世界は残酷なほど、人間を傷付け、どん底へとたたき落とす。
はたして、それは間違っているのだろうか?
僕らはこう思う。
世界はきっと、僕らを成長させ、自分を守ってもらうために、人間を傷付けているのだろう。
結局、どんなに僕らを乗せた世界でも、一人ぼっちでは寂しいのだ。
そして、僕らはこの世界を支える義務があるのだ。
続く。