Fly
教えてあげる

その日、連達は木の上で寝た。

朝、連が起きた時はみんなは起きていた。

「んぅ〜…。」

雅「連、おはよ!!」

和「おはよう。」

翔「はよ。」

智「おはよ、連。」

潤「お、連。おはよ。」

「おはよぉ〜…。」

雅「連、かわい〜!!」

和「抱き着くな!!」

「雅音〜…。」

和「抱き着き返すな!!」

雅「連〜!!」

ごんっ!と、誰かに殴られる。

潤「いい加減にしろ。」

雅「すんません…。」

潤「連、起きろ。」

「!! おはようございます、潤瀬さん!!」

潤「おう。」

潤瀬はにこっと笑った。

翔「今日はどうすんの?
4人はカプセルに戻ることになんの?」

「ううん。今日はね、みんなに旅の理由話そうと思って。」

連はふにゃんと笑う。

智「…いいの?」

「うん。」

和「…俺は理由なんか話さなくても、一生連の傍にいますよ。」

「でもね、言わなきゃだめな気がするの。」

和「わかった…。」

潤「空のこと…?」

「うん。どうして私が、地上に降りたのか。」



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