Fly
「誰に呼ばれた、の?」
和「偉い人。」
「えぇっ!?」
和「嘘だよ。」
和架はバカにしたように、ククッと笑った。
和「学校長にだよ。」
雅「お前らのご主人がこの世界に来るらしい、ってね〜。
俺らも否定したんだけど、流石にほんとだとは!」
「だってっ!少しでも、みんな事知りたかったんだもんっ!!」
翔「…可愛いこと言うなぁ、連さん。」
智「やっぱり、世の中の萌え所をよく知ってるよね。」
「しっ、知らないよ!」
連はほんのり赤くなる。
潤「まぁ、カプセルで狙われても大丈夫っしょ。
俺らと一緒に住むことになるんだしさ。」
「えぇっ!」
雅「お風呂も川とかじゃなくて、ちゃんとあるよーっつって!!」
雅音はにっこり笑う。
「ちゃんとお城には、お風呂あるもん…。」
和「まぁ、旅には困難がつきものですからね。」
「うれしくない!」
潤「そんなことじゃあ、旅が出来ねぇって。」
「…頑張るもん。」
智「がんばれ!!」
翔「じゃあ、早めにカプセルの世界に行きますか。」
雅「どうすんの?誰がカプセルを持つの?」