Fly
加「誰だよっ!」
加瑠也が振り返って見ると…。
和「加瑠、お前。連に手ぇ出したら手加減しねぇからな。」
和架が怖い顔で加瑠也を見下ろしていた。
加「和架っ!!
っこのやろ〜!いてーじゃんかよ〜!!」
この二人はいつもこんな感じ。
潤「和架、おかえり。連は?」
和「風呂に入らせましたよ。汚いのやだって言うんですもん。」
翔「…で、その手の着替えは?」
和「洗ってやんなきゃ、服がないでしょうが。」
智「風呂場にパジャマあったっけ?」
和「ないよ。リーダーの貸してやって?」
智「あいよ〜。」
雅「え〜!!!俺が貸したいっ!」
和「だめです。この中で1番小さい服を着てんのは、リーダーでしょ?」
潤「確かにな〜。」
智「おいらの服、そんなにちっちぇーか?」
翔「和架のが小さいんじゃね?」
和「…俺のでもいいですけど、胸元がっつり開いてんの着せますよ?」
その場の全員が硬直。
和「ね?リーダーのが、安全でしょ?」
翔「智くんのにしよう、うん。」
雅「そうだね、和架のはまた今度。」
智「おぅ、わかった。」
潤「…和架、くだんねぇこと言うなよ。」