Fly
和「んふふ。だって、みんな見たいでしょう?」
和架が楽しげに笑ってると、連が出てきた。
「あったかかった!」
智がいつのまにか、服を置いたらしく半袖のTシャツを一枚着ている。
智「あれ?短パンは?」
「大きいんだもん。ずるずる落ちるの嫌だから。」
加「…なんか、俺。和架達が大変に思えてきた。」
汰「女の子が一人、あんな格好で男の中にいるってゆーのもな…?」
亜「…僕、連に恥じらいを教えてあげますよ。」
「あっ!んと、呼び捨てでいいかなぁ…?」
加「いいに決まってんべ!
みんな、加瑠也とか加瑠、って呼ぶし!!」
和「ファンの子を加瑠くん、って言いますよね。」
加「うっせーよっ!!」
汰「俺は汰音衣って呼んでね〜!たーくん、って呼ぶ子もいるけど。」
雅「女の子はみんな、たーくんじゃん。」
汰「いいんだよ。」
亜「僕はなんでも。
亜澄でも、あーくんでも、あすでも。」
「うん、わかった!!」
連はにっこり笑った。
加「っもー、超可愛いんですけどっ!!」
加瑠也がむぎゅっと抱きしめる。