Fly
加「和架。」
加瑠也達三人は今日、遅く登校してきたみたいだ。
和「おはよ、加瑠。」
加「ん、はよ。どした?
また、今日も喧嘩?」
和「みたいですね。」
汰「連、大丈夫だからな?」
「うんっ!」
亜「いつも以上に荒れてるみたいだね。」
雅「タイミング悪すぎるよね〜…。」
みんながなんだかんだ、会話をしていると…
ばんっ!!!
ミロ組のドアが開き、男達が教室からでてくる。
男達はそれぞれ、バットやら何やら武器を持ち、人数はざっと20人ほど。
男「よぉ。てめぇら、何やってんだ?」
男達が連達に声をかけた。
智「別に。教室に入ろうと思ったら、でっかい声が聞こえたから、気になってただけだよ。」
男「くくっ、智相変わらずだなぁ。」
智「何が?」
男「淡々としてるところがに決まってんだろーが…よっ!!」
智に向かってバットを振り上げた。
「智っ!!」
連は咄嗟に、和架の後ろから出て来てしまった。
男達の視線が連へと集まっていく。
男「可愛い嬢ちゃん連れてんなぁ?」
和「ばか連!!」