リスカ男、波乱の日々
暗闇に俺は脅えていた。

誰かが、俺の肩を叩いた。

「誰だ?!」

「俺やで」

「保住…驚かせるなよ」

「これ、見てみい」

懐中電灯に照らされていたのは、

一枚の写真だった。

写っているのは俺と佳恋さん。

場所はマンションのベランダだ。
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