リスカ男、波乱の日々
「ずっと保住を張ってたんだよ。

穂澄組の組長の孫だからな。

何か掴んでるんじゃないかと思ってね」

「先輩…」

起き上がった保住はまだ銃を握っていた。

「こらこら、保住。観念しろよ。

遠藤の話、聞いちゃったんだから。」
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