リスカ男、波乱の日々
KAGURAのオフィスに鈴音はいた。

悟からという電話を秘書から受け取る。

「悟さん?これって国際電話…」

「そうだよ、モスクワにいる」

「モスクワ?」

「佳恋さんには黙っててほしいんだ」

「どうして?」

「心配かけたくないから」
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