My girl

◆この場所に



朝の眩しい光をまぶたの向こう側で感じた時、

意識がはっきりしてきた瞬間


美桜の温もりが胸の中で広がっていって。



とても
幸せな気持ちで目を覚ました。




寒がりなネコは相変わらず布団にくるまり、丸まっている。


そんなネコを起こさないように、ふ……と笑みをもらすと

布団からそっと向け出した。





あれからオヤジと美桜の母親……咲良さんはどうなったのか。


嫌に高なる胸を無理やり沈ませながら1階へと下りる。



考えられるのは


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