*Long messerge*上
バイクに乗っている間、
風が当たり、気持ちよくなっていた。

「ねえ、海。
あたし、明日からまた病院だぁ」

麻燈は、
冗談半分に笑う。

海は、前だけを見つめ、
「次、戻ってくる日は、
“完治”してる日だな!!!」

といいながら笑った。





――ねえ…
海。

もしも、この言葉が本当の意味だとしたなら、
私は、今でも笑って、あなたの横にいるのかな?

海は、いつもあたしを笑わせてくれたね。
いつも元気にしてくれたね。

大好きだった。
大好きだった。

過去じゃなく。
今でも………

たとえ、純が好きでも…

この思いは、永遠だったのに……
どうして神様は、意地悪したんだろう。
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