*Long messerge*上
その時。
海がやってきた。

「おお…
チョット待った。
俺にも、聞かせろよ」

という。

「うん・」

葵は、とても小さな声で話し出した。

「僕、こんな容姿だから、
いっつも女の子達にかわいがられた。

『葵くん!今日は、これつけて』
『葵君!これ、似合う―!!!』

とか、いろいろな女の子の私物とかを、身に付けられた。
でも、元からキチンと発言できない性格だから、
何もいえなくて……」

葵は、
涙を流しながら話す。

「どうしたの?」

麻燈は、葵に優しく言う。

「それで…


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