*Long messerge*上
その時。
麻燈は、海の凄さを実感した。

海は、
本当に名前の通りに、
広くて温かい存在なんだと思った。

今、麻燈がこの場所に居るのは、
海のおかげだと思う。

海が、横で支えてくれないと、
麻燈は、きっとこの病気と向き合える事が出来なかったと思う。

そう…
自分で実感していた。

「どした???麻燈?」

海は、
麻燈に聞いてくる。

「あっっ…
ごめんごめん。
考え事してた。」

麻燈は、
海に向かって照れ笑いした。

「まぢで、ボーっとしてんだから!!!笑」

海は、
冗談半分に麻燈を叩く。

「もう…うるさいナッッ!!!!」

麻燈も、海を冗談半分に叩き返した。

そんな風に、
二人でじゃれあっていた。

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