*Long messerge*上
その時。
ふと葵が言う。

「僕。
麻燈みたいに、
友達欲しかった。
海さんみたいに、大きな人になりたかった。

たくさんの人が、集まってくれる存在になりたかったなぁ。

だって、
そんな人は、いなくなっても。

みんなの心の中には、存在してるんだもん。」

葵は、
涙をまた流した。

「………葵」

その時、
見覚えのある声が聞こえた。

「私が居るよ!!!」

3人は、
声のするほうを振り向いた。

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