*Long messerge*上
「真央…
ありがとう。」

葵も、涙を流していた。

「だから、諦めないで…
一緒に、病気と闘おう。」

真央は、言う。

――この言葉。
聞いた事ある。

麻燈は、そう思い出していた。

麻燈が、1人。
葵たちの事を見ていると、
海が肩をツンツンしてきた。

「何???」

麻燈は、小さなコソコソ声で、
海に言う。

「俺ら、邪魔だから…
病室戻ろう。」

海は、麻燈に言う。

「そうだね」

麻燈たちは、コソコソ声で病室に戻り始めた。

「……頑張れ」

そう小さな声でつぶやいて。
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