*Long messerge*上
麻燈は、
無理やり体を起こすと
海に不安を漏らした。

「ねえ……
海。あたし………
2人を失いたくないよ…」

麻燈は、泣き声でつぶやく。

海は、麻燈の頭を撫でながら言う。

「大丈夫だって……
気にすんな」

海は、力強く言う。

その言葉を聞いて、
響と空も続ける。

「そりゃあ、あの2人が
一番苦しいと思う。
親友の痛い姿見て、
嬉しがるような奴がいるわけじゃない。

でも、あいつらは、
これくらいの事で友達止めるとか。
そんな奴じゃないじゃん」

響は、麻燈に言う。

「俺も、響の言うとおりだと思う。
今は、まだ現実逃避してんだよ。

あいつらも、整理できてないんだよ。
だから…大丈夫だよ。」

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