*Long messerge*上
「うん」

麻燈は、真央の頭を撫でながら
優しく頷いていた。

「そん…な…
嫌だった………
強がってた。

本当は、すごく怖い、

……今の幸せ。今の生活が……
なくなりそうで…

みんな、あたしがいなくなっても……
覚えていてくれないよ。

・・・・葵みたいに…考えちゃう。

どうしても…考えちゃう。」

真央は、まだ泣いていた。

「大丈夫。
一緒に頑張ろう。
確率は、確率じゃん」

麻燈は、優しく優しく真央を撫でた。

「ありがとう……」

真央は、ただ泣いていた。

今までの、涙をすべて流すように…




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