*Long messerge*上
「…どうしたの・??
ハワイで、夢。追い続けなくていいの???」

麻燈は、不思議そうな顔で聞く。

「やっぱ、みんなの顔がみたくなって…
ホームシックってやつ???」

海は、照れくさそうに笑う。

「でも、よかったわ。
こんな風に、麻燈と再会できて…」

海は、また笑う。

「あたしも…
海がいないと、なんか…足りない気がするんだ。」

麻燈は、何気なく言う。

「それだ!
俺も、それ、思ってた。」

海も笑う。

「なんか、すごくない??」

2人で笑い合っていた。

その時。

――クラッッ

「いたっっ」

今さっきと同じような、頭痛と眩暈が一瞬襲った。

「どした???」

< 29 / 301 >

この作品をシェア

pagetop