*Long messerge*上
響は、悔しそうに言う。

「でも…
気持ちは変わんなくて
純に対する気持ち。

それは、変わりなかった…
でも、俺が、…

もし瑠璃のコト。
断ったら、迷惑するのは、純だと思ったから…
付き合うことにした。」

響は、申し訳なさそうに言う。

「まぢで、ごめん」

響は、悔しそうに
ドアを叩いた。

「響…」

麻燈も、
病気になって…
“死”の怖さを改めて実感した一人だったから

響の考えが、間違ってないことくらい分かった。

「ひどいよ。
ひどすぎる…瑠璃ちゃん」

麻燈は、
涙を流した。

「死を使うなんて…
考え付かないよ」

麻燈は、泣きながら言う。

「だから…
俺、純の事。あきらめるし、
お前らとも…一切かかわるの止めるわ…」

そう悔しそうに言い捨て
ニット帽を床に置いた。
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