*Long messerge*上
3;)発病
それから、何十分か話しこんで、
携帯アドレスの交換をして帰って行った。

海と、
分かれる際も、あの不自然な眩暈が少しだけなった。

「どうしちゃったんだろう」

麻燈は、
軽く心配したあと、
流していた。

――どうせ、只の眩暈だし…
すぐ、治るよ

そんな考えだけだった。

その夜。

海から、早速、
メールが届いた。

―♪♪♪ー

『今、実家でーす。
母さんに聞いたら、2ヶ月は、入てもいいって!!
だから、その間、遊びに来て!!!』

そう書いていた。

『了解!』

――送信。

麻燈は、笑いながら送信した。

でも、ふと純のいった言葉が頭によみがえった。

≪あたし、海の事。
好きなんだよね…≫

≪あんた達、仲良かったから、話せなくて…≫

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