*Long messerge*上
「じゃあ、あちらの体育館の
4組の席に座ってくれるかな?」

なぜだか、
ボーッとしてしまって、
その人だけを見つめてしまっていた。

「あ…あの?大丈夫?」

その人は、麻燈の顔を覗き込む。

――ハッッ。

「あ…いえ…大丈夫です。」

――どうした!あたし、
しっかりしなきゃ!

「じゃあ、次の人が待ってるんで…」

「すいません。」

体育館に向かった。

「えっと…4組…4組…」

4組の場所を見つけると、
麻燈は、堂々と4組までの通路を歩いた。

確かに、麻燈の格好は、
馬鹿っぽそうだった。

パンツが見えるギリギリくらいまで、
上げたスカート。

光に照らすと眩しく光る、金髪の髪。

そう…
まるでヤンキー。

通路を進んでいくと
途中で周りの視線が気になるのがいやだった。

「…・・・」

―――なんか視線痛いし…





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