甘い魔法―先生とあたしの恋―


「…あっ、……やぁ……っ」


先生に落とされるキスに……

先生の手に、指に、自然と漏れる声。


それが恥ずかしくて、口を手で塞ぐと、先生はそんなあたしを愛おしげに見つめて頭や頬を撫でた。


「ほんと……、なんでこんなに好きなんだろうな……」



優しく笑みを浮かべたまま落とされた先生の言葉に……、

もう、何も考えられなくなってしまった。




先生の目







体温




先生の全部から、


『愛してる』、そう聞こえた気がした―――……









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