【短編】Horoscope*Daring〜星占いの恋人〜
「運命?バッカじゃねーの?」
作り上げられたかのように、よく出来た出会いに。
期待と信じられない気持ちが入り雑じった視線を、琉聖君は鼻で笑い飛ばしてくる。
まぁ、そうする気持ちがわからないわけでもない言動をしてしまっているんだけど、ね。
「でも、占いの通り、だし……」
「占い、ねー…
その占いで、オレみたいなのが運命の人って言われたってこと?悪いけど……
アンタだけは、絶対イヤ!!……ってか、無理!!」