十人十色-それぞれの恋- 短編集




【今、会えますか?】




一分もしない間に返事が返ってきた。




【会えるよ!どうしたの?】




【先輩に話があって…あの、校門にきてください】




そう送って、校門に向かった。




あれ?もう先輩いる??




早くないですか?




先輩は私に心の準備というものをさせてくれないのですか?




「あ…先輩早いですね」




「うん。元々校門にいたからね…で、話って?」




う…やばい。




緊張で頭が真っ白だ。




どうしよう…ええい!!




あたってくだけろだ!!
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