十人十色-それぞれの恋- 短編集





「あの…私、先輩のことが好きです!」




「結花ちゃん…」




「本当です!大好きなんです!!それだけどうしてもいいたくて…」




顔がどんどん赤くなっていく。




やばい…もう、耐えられない!!




走り出そうとしたとき、先輩が話し出した。




「結花ちゃん…俺ね、何で結花ちゃんにメアド教えたか知ってる?」




「え…?」




_______
_____
____




「亜梨…」




今私の前には亜梨がいる。



あれを、告白の答えを伝えないと。



「あのね、亜梨…私」



「待って!!せーので言おう?」
< 82 / 119 >

この作品をシェア

pagetop