チョコレートパフェに乗って
「おい、お前!」

紫色の口をした大
きな体のおっちゃ
んはいかにも妻ら
しき人にとにかく
偉そうにモノを言
っていた

その時(嫌いな男
No.1)が、アタ
シの頭に焼き付い
た。それなのにこ
の目の前の(ヤマ
モ)はアタシに対
して世界イチ偉そ
うにしかも「お前
」と呼ぶ…

ところが、あのお
っちゃん
とは大違いや、と
か、まだこれから
やからとか…自分
に都合のいいよう
にヤマモを(嫌い
な男No.1)から
ハズそうと、なぜ
か必死になってい
る…

「コイの力はすご
い!」と
我ながら感心して
しまう。

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