チェーンゲーム
そう思っていると、三木がゲームソフトを片手に戻ってきた。
「いや。沢山ありすぎて困った……おっ。甲斐もなんか買うのか?」
「ああ。暇だからな」
「へー。何を買うんだ?」
「とりあえず、この店にある物全部」
「……」
あ、こいつも固まった。
「おーい。生きてるかあ?」
「……」
返事のない、ただのゴミのようだ。
「って、屍じゃないんかい! てか、ただのゴミはないやろ!」
「なんだ。普通のゴミはいやだったか。なら、生ゴミだ。お前臭いし」