チェーンゲーム

「いや、更に悪いからな……えっ? 俺臭い?」

「ああ、臭い。俺が出す屁よりも臭い」

「いやいや、それはないだろー」

「なんだ? お前、俺の屁を嗅いだ事あんのか?」

「いや、ないけどさ……」

「俺は俺の屁の臭いと、お前の臭いの両方の臭いを嗅いだ事があるから言ってんだよ」

「なる程……」

納得する三木。

「という訳で、お前は俺の屁より臭いって事でOK?」

「いや、そこまで言うのなら俺が甲斐の屁の臭いを嗅いでやるよ」

「ほーう……いい度胸だ。ちなみに、俺はいつでもできるぜ」

「俺も覚悟はできてる……いつでもこいっ!」

そう言うと、甲斐のケツに顔を押しつける三木。

 

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