*BL*悪夢!?極道禁断愛★



そう言うと慶次さんは
しっかり“通話ボタン”を
押して部屋から出て行った




あ!良かった…!
慶次さんちゃんと
電話に出れてるっ



部屋を出た
慶次さんの後ろ姿を
見ながらホッと
安堵のため息が漏れる



それにしても……



「さっきの慶次さんの表情…」



見たこともない
表情だった
あの人って一体…?



――ゴトン!



「うわぁっ!…な、なんだ!?」



窓際の棚からなにかが
落ちる音がした


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