愛〜ひとつの愛〜
2人が見ていたのはクラス表。


ドキドキドキドキ……

どうか2人が同じクラスでありますように。。


ドキドキドキドキ……

村上ひなこ…村上ひなこ…村上ひなこ …


田村香織…田村香織…田村香織……

2人は必死に自分の名前をさがす。
「あっ!!!!!!!」
先に大声をあげたのは香織だった。

「あったようち!!3組! ねぇひなは?」
2人は興奮状態。

「待ってて…3組… 三村…三輪…村上…ぁっ!!! あレって確かに村上ひなこッて書いてあるよね!!!!」


「ぅん。あるよ!!ほらみて!!ぅちの名前もあるよ!!!」


「「ほ゛ん゛ま゙や゛−−!!」」


2人は抱き合って泣きながら喜びを分かち合っている。

少なくとも
まだこのときは誰も嵐がおこるとはおもってもいなかった……
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