愛〜ひとつの愛〜
「ひな……本気の恋ッてあるんだね…」


私ははっきりとは、聞いていなかった…


「ぇッ??なんて? もっかい言って!!」


「やから、本気の恋ってあるんだッて言ったの!!!」


「なにそれ!!また恋バナ??
もぅいいかげんにし……」

強い視線を感じ、その方を見ると

香織がするどい眼で私を見ながら口をひらいた……


「今回は違う……」


「香織??」

香織の様子がいつもと全くといっていいほど違っている…

嘘ではなさそうだ・・・


「わかった。。真剣に聞くからゆっくりはなしして!!」

すると香織はゆっくりと口をひらいた……



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