１２月２４日

自分のドレスと同じ。
「父様を小馬鹿にしたからよ！」
堂々と言う麗。
高校生は怒った。
あの、女のように。
「ムカツク！やっぱり娘は親に似るんだね！」
「ホント！あの会社お前が継いだら潰してやるよ！」
数人が一気に文句を言う。
文句は会社のコトばかり。
「潰せるモノならやってみてよ！その前にあなた達の生活を潰してやるわ！」
悪いことを言っているのは分かっていた。
でも、、、、、一生懸命作り上げてきたコトを知らない見ず知らずの人たちに馬鹿にされるほど、あの会社は簡単にできたモノじゃないコトを麗は母親に聞いていた。
だから、もっと許せなかった。
どうしても。
だから、どんなに悪い口をで文句を言うとしても、反省させたかった。

「潰してみろよ。」
「え、、、、、」
気付けば目の前に高校生がいた。
ボ－っとしすぎた。
「潰すんだろ？うちらの生活。」
「だぁから、やってよ。今すぐさ。」
周りが囲まれてて逃げることが出来ない。
たとえ逃げれたとしても、捕まるのは分かっていた。