君へ恋
「なぁなぁ 明奈」
今は6時間目で
私の前の席の修聖が
こっちを振り向いた。
「何?」
てゆーか今授業中なんだから前みなよ…
先生の話しなんてあんまり聞いてないくせに
そんな事を思う。
「今日千秋のクラスに来た転校生、まぢ男前なんだよ!!」
「はぁ?だから何」
思わず修聖のくだらない話しに呆れ顔になってしまう。
「俺の人気さがっちまうよなぁー」
完全に私にはどうでも
良い
「ナルシスト」
私はそれだけ言うと
寝る体制に入って瞳を閉じた。