君へ恋
私は千秋とゆっくり歩きながら登校した。
校門に差し掛かった時
「あの…千秋先輩ちょっと良いですか?」
小柄でふんわりとした
可愛い女の子が千秋に話しかけた。
2年生かな?
「じゃあ私先行ってるから」
気をきかしたつもりなのに
「は?何でお前先行くわけ」
千秋はあっさりそれを
引き止めた。
は?ってこっちが言い返したい…
あきらか告白でしょ
私いたら気まずいってば、
千秋って見かけによらず鈍感なんだよね…ー