君へ恋



「あの転校生と、昔明奈の間に何かあった事ぐらい分かってた。

だから俺はそれを利用したんだ…」




一歩私に近づく千秋




「今なら、傷付いたお前を俺のもんに出来るって思った。
ー…明奈の事がずっと好きだったから」







「…ぇ」





千秋が私を好き…?





「本当はずっと友達でいるつもりだった。でも今のお前見てたら、やっぱそんなん無理だった」




…ちあき






< 55 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop