君へ恋



私に声をかけて来たのは


夜の街には似合わない
雰囲気の男だった。





私はすぐまた前を見て
歩き出すと




「ねぇ、俺ヒマなんだよね。一緒にいていい?」





そう言ってニッコリ笑う彼にどこか引きつけられた…





その後 同い年だと知った私と彼はずぐに仲良くなって、





「なぁあき、俺と付き合って?」





「うん…」





毎日顔を合わせるようになった私と優吾が付き合うまでそう時間はかからなかった。




でもそんな幸せは長くは続かない…







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