君へ恋



たまたま駅で優吾が歩いているのを見つけて
声をかけようとした時





「お前あの女に本気なわけ?」





「そんなわけないだろ」





今までずっと夜以外では会っていなかった私と優吾




何かおかしいと思ってはいた…




でも私は優吾を信じていたから…





「俺が女に本気になるわけねーじゃん」




こんなに傷付いたのは
きっと初めてだった。



その時…



「…あ…き」




目が合ってしまった私達は運が良いのか悪いのか…




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