君へ恋
……………
「なぁ、お前ら最近どうしたわけ?全然一緒にいなくね?」
修聖がこっちに椅子を傾けながら聞いてきた。
「別に何でもないよ。」
あれから千秋と私は話していない…
最初の数日間
千秋は私に話しかけて来ていたけれど
ことごとく無視をする私を見て
さすがに諦めたみたいだった…ー
ごめんね 千秋…
「何でもないのに、何で明奈はそんな泣きそうな顔してるわけ?」
修聖は私の机に頬杖を付くようにして
顔を覗き込んでくる
「別に泣きそうな顔なんてしてないよ」