君へ恋



「は?ふざけんな」





「え?」





まるで優吾の声とは思えないほどの低い声




「俺が付き合ってやるって言ってんのに何だよ
お前」




バンッ




いきなり私を床に押し倒した優吾は



見たこともないような顔で私を見ている



「ゆ…うご」






何がどうなって…





「お前なんかただ利用してただけだよ…」






「…本気で言ってんの?」





「あぁ本気だよ」





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