君へ恋



私はちゃんと

好きだったのに。




優吾は違ったんだね…





「じゃあ最後に良い思い出つくろーぜ」





そう言った優吾は


私を押さえていた腕の力を強める





太ももをなぞる指が


昔とはまるで違う

愛しいじゃない

ただの恐怖に変わる。





「ぃやだ…」






「…………千秋たすけて」






ドカっ






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