snow bitter


顔近い…。


あたしは彼から目をそらし、少し離れた。

「離れんな」


彼はそう言ってあたしの腕をつかんだ。


『あたし、バイトがあるから行かなきゃいけないんだけど』


もう…早くバイトに戻りたい。
一緒にいると、何か調子がおかしくなる…。


まるで…心をよまれてるみたいで。



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