snow bitter


ドンッ。


あたしは彼を強く押した。


『と、とにかくあたしバイトあるし行くから。じゃあ、お元気で』


あたしは早口でそう言うと後ろを振り向かず夢中で走った。


ドキドキが止まらない。


信じられないくらい自分でも驚いている。


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