百涙千笑-ヒャクルイセンショウ-

籠の中の鳥

僕は飛べない。
色んなものに
縛られ過ぎているから。

僕は飛べない。
自分が背負うものが
重荷になりすぎているから。

本当は飛びたいんだ。
籠の中の鳥でいるなんて
そんなの嫌なんだ。

そう思って
色々と諦めようとした。

でも、君が僕を
助けてくれたんだ。

君が僕の重荷を
半分背負ってくれたから
僕は少しだけでも自由に
羽ばたけそうな気がしたんだ。

ねぇ、僕と一緒に
この空を飛ぼうよ。

唯一無二の友達よ。
君の存在が
僕の生きる証になる気がするんだ。


†+────────+†

青い空が
掴める気がするんだ。

†+────────+†

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